上部内視鏡検査(経口内視鏡検査・経鼻内視鏡検査)


 

 当院では、平成19年度より上部内視鏡検査に新しく経鼻内視鏡を導入して、内視鏡検査を行っております。

また、令和4年5月より微細な血管や粘膜表面を観察できるシステムを使用したビデオシステムと光源装置を導入し、4Kモニターでの精密な観察をしております。

 経鼻内視鏡は超小型CCDが採用された究極の細径化と優れた挿入性の経口・経鼻挿入どちらにも対応可能な極細スコープを使用しており、通常光と狭帯域光観察(NBI)が可能な普及型システムです。現在は、感染症対策のため、風邪症状や濃厚接触者疑いがある方は日にちを改めて予約させていただきます。検査前2週間風邪症状がないか、2週間以内に県外や流行地域に行き来がないか等を確認させていただいております。

 

原則としてまず受診診察していただき、その後予約します。混みあってる場合あります。検査当日待ち時間あることをご了承ください。

 

*お薬手帳も合わせて持参ください。

 

*健診にて要精査の方は、必ず健診結果一覧も合わせて持参受診してください。

 

 *ピロリ菌検査(尿素呼気試験)も当日内視鏡検査前に自宅か当院にて行うことがあります。

 

*青森市胃がん健診(内視鏡)希望のかたも、事前に受診していただき診察が必要となります。

 

検査について

 

・検査前日21時以降から検査終了まで食事はできません。(就寝前の内服がある方はのんでください。)

 水だけは、制限ありません。(お茶・ジュース・牛乳・アルコールなどは飲用できません。)

・ピロリ菌検査(尿素呼気試験)が当院受診場合は、受診する1時間前から水を飲むことができません。

 

検査当日

 

 *喫煙・食事・薬は避けてください。歯磨きはしても影響ありません。

 *当院にてピロリ菌の検査(尿素呼気試験)も行う方は、受診1時間前から水を飲むことはできません。

 *自宅にてピロリ菌の検査(尿素呼気試験)を行う方は、ピロリ菌(呼気試験検査)検査後は、水や薬(糖尿病の薬は服用できません。)は、飲むことができます。

 

受診後は、待合室にて検温・血圧測定しお待ちください。 ・電話で対応予約の方は、医師の診察あります。

・担当看護師が、ご案内し検査の準備をしていきます。

 

 ①胃の中をきれいにするための薬を飲んでもらいます。

 ②内視鏡を通りやすくするために、経鼻内視鏡では、鼻の中に薬をいれ、麻酔のゼリーをながしこみます。

  (新型コロナウイルス感染症対策のため、経鼻内視鏡は現在施行しておりません。)            *現在は、経口内視鏡を施行しており、口の中に麻酔のゼリーを流し込みます。

*麻酔の影響で一時的に苦味あります                                   

 ③内視鏡を入れて検査をします。場合により薬を散布したり、組織の一部を採取することもあります

 

検査後の注意(現在は、経鼻内視鏡は施行しておりません。)

 

経鼻内視鏡挿入時、鼻の中が狭かったり、痛みの訴えがあった場合は、経口に変更になります。

 

・検査中は、観察するため、胃の中に空気と水を入れながら、検査します。 

・内視鏡を抜くときに空気や水を抜いてきます。検査後は空気がおなかの中に残り、

お腹が張って軽い腹痛がある場合は、 げっぷやおならをだすことで、徐々に楽になります。

 

・検査終了後1時間は、のどや鼻に麻酔が効いているため、飲食はできません。可能な時間を看護師がお知らせします。

 

・検査終了後、鼻を強くかまないようにしてください。強くかむと出血する場合があります。

 

 また、のどに麻酔が効いているため、口の中やのどにしびれが残ったり、違和感を感じることがあります。

 

・検査に使用する薬の影響で、尿や便の色が変わることがあります。